おとといは上町のサイゴンにて、小忘年会。
高木くん、ドンちゃん、りょうこちゃん、タキとわたしで。
窓からすぐそこに走る世田谷線の電車が見えるたのしい店なのだけど、電車見る暇もなく喋り、たくさん飲んで食べました。
写真はレタスに野菜や肉を包んで食べるというもの。これ好き。
これ家でもできるよね、年末忙しいお母様方、家族でいかがですか。
ところで「わたしのおすすめ本2009」開催中に、今年出た本、
佐藤正午「身の上話」(光文社刊)をほぼ一気読みしちゃった。
佐藤正午はとにかく巧い・・・もうその文を読んでいるだけで気持ちが良い、けど、同時になんかもういやんなっちゃうくらいなのだ。そして本作はサスペンス仕立てになっていて、読むのを止められなかった。怖いし、笑うし、参った。今年はこれが読めてよかった・・・って気になった。のでここに書いておく!
タイトルがもう凄いもんなあ。ひとの身の上話なんて退屈なもの、と決まってるけど、佐藤正午の「身の上話」ときたら、身構えてしまう。怖いこわい。
わたしのちゃちゃなんて入れてる場合ではない、すばらしい作品なのですが、ちゃちゃでも入れるしかないのがわたしなので、ひとつだけ。
女性のみなさんには、もし、あなたの身近に、害のない男友達がいる、と思っていたらば、ご用心。そんな草食ふうの彼がいっちばん危険な人間かもよ、という教訓でもある。ひゃひゃひゃ!
えーちなみにわたしの周りには男女共にキケンジンブツばかりで御座います。
やー・・・しかしスーパー混んでるね! 買い物ひとつでふうふう!