10月7日(水)~11日(日)中目黒ウッディシアターにて、
午後から雨になるでしょうプロデュース「午後から雨になるでしょう」公演。
4人の作家による4つの短編劇オムニバス。ただいまチケット発売中です!
ローソンチケット、イープラス、J-Stage Navi(チケットフォームあり)にてお買い求めいただけます。
公演情報とチケットについて、詳しくは公演詳細を。
なお、土曜マチネ(14時開演)日曜最終回(15時開演)は混みあいそうです、
ご希望の方はなるべくお早めにご予約お願いいたします。
こちらはわたし、エンシュツ、ヨシナガのブログと、
エンシュツジョシュ、金弘哲くん(ことカナザー先輩)の稽古場日記がありまして、
どちらも日々更新中です。どうぞよろしく。
きのうで稽古も残り10日間になった。
カナザー先輩も無事、引っ越し完了した。本番前に引っ越しなんて無理だ、無理だと言ってきて、本人も遠い目をしていたこの頃だったが、めでたくダンボールに囲まれて眠れる環境を得た。よかったよかった。
さあ全体の通し稽古に入る前に、各短編を地味に細かく稽古していく予定。
地味にというのはわたしのことで、役者たちはどんどん輝いていっていただきたい。
しかし、きのうからの稽古場が、駅からものすごく歩くところにあって、全員、たどり着いたときはヨレヨレである。
スタッフの荒谷さんもきのう一緒に歩いてくれて、よもやこんなに歩くとは...、と絶句していた。
出演者最年長でありながら、もっとも体力を誇るアライセイユーでさえ、「き、きつい...」
とよろめきながら来る。それほどこの稽古場は遠い。
みんなには先に、「むかつく距離ではなく、笑いたくなる距離」と伝えたが、改めて伝えよう、
「爆笑できる距離」です。
なのに舞監フジモトだけは、へいっちゃらでやって来て、それにビックリ。さすがフジモトである。
この稽古場は05年のシエラザード(というプロデュース名で公演をしていました)
「探偵青.悪いお別れ」の稽古のときにも使い、この距離をみんなで歩いたことで思い出深い場所
でもある。
行くとものすごく静かな場所で、なぜか集中できる。
それで遠いとわかっていても、特に後半の稽古に使いたくなる場所なのだ。
住宅街と畑の中の道をひたすら歩くので、自然と空を眺めることが多くなり、
きょうはこんな空だったね、となんとなくいつも言い合い、
この稽古はじまってからよく空を見るようになった、とイトウヒロキが言っていたのを思い出す。
あのときより涼しいだけラクだね、でもあれから4つ歳をとっているからね。
まあ空を眺めながら歩いて来てくれ、みんな。
これは稽古のうちなのだ。