10月7日(水)~11日(日)中目黒ウッディシアターにて、
午後から雨になるでしょうプロデュース「午後から雨になるでしょう」公演。
4人の作家による4つの短編劇オムニバス。ただいまチケット発売中です!
ローソンチケット、イープラス、J-Stage Navi(チケットフォームあり)にてお買い求めいただけます。
公演情報とチケットについて、詳しくは公演詳細を。
なお、土曜マチネ(14時開演)日曜最終回(15時開演)は混みあいそうです、
ご希望の方はなるべくお早めにご予約お願いいたします。
こちらはわたし、エンシュツ、ヨシナガのブログと、
エンシュツジョシュ、金弘哲くん(ことカナザー先輩)の稽古場日記がありまして、
どちらも日々更新中です。どうぞよろしく。
稽古のはじめは4つの短編を日替わりに稽古してきて、それがもう、各作品とも異なるタイプの作品なので、エンシュツのわたしもくらくらめまいがしたが、怒涛の昼夜稽古前半では、昼夜交替で二つの短編を稽古。
疲れてきた頃に、元気な役者たちがやってくるというわけで、ま、そんなことはやる前から予測はしていたのだが、これがこういうことなのか、とは、やはり、やってみるまでは当然、実感できないものだ。
「良い子は真似しないように」と言っておこう。
でもまあエンシュツなんてのは結局、作品が立ち上がるまでがひたすらやっきになるわけで、作品が立ち上がってきさえすれば、あとは役者がぐいぐいと勝手に伸ばしていってくれるものだ。
しかし。稽古と同時にスタッフとの打ち合わせも入ってくるのがこの時期。
怒涛の1週間のなかで、舞台監督、美術、照明、音響が、それぞれ忙しいなかばたばたと稽古場へやって来ていただいたところで、稽古の合間に打ち合わせ。
これまた長編1本分と全上演時間が同じでもなぜか、やること、話すべきことが多い。
そんななか、稽古見学に来てくれる仲間たちの存在が、いつも以上にありがたい。
猫の手も借りたいわたしは、「参加型見学で!」と見学者の手を借りるかりる。
みな吉なんかもうわかっていて、来る前に「あと欲しいものはなに?」とメールをくれる。あれもこれも欲しいと答えたけど、いちばん欲しかったものをメールしちゃった。
「駅前のモスバーガーでコーヒーを(オレ用)」
へへへ、コーヒー飲みたかったんだよねえ。ありがとう、みな吉!
いやまーそのうちあれだよ、家の中で足りないもの頼んじゃいそうだもん。
シャンプー、とか。洗剤、とか。
で、差し入れも要求され、理由なく報酬なく働かされたみなさん、ありがとう!
スイーツの差し入れに湧き、みな吉のおにぎりに泣き、デモいちばんは、
「うん、おもしろいよ」「本番、たのしみにしてます」という言葉たちだ。
作家、役者、スタッフ、そして公演をたのしみにしてくれているあなたが、ゴゴアメ・メンバーです。
写真は見学に来てくれた、光と桃ちゃんから、こそりと、帰りに渡してくれた、
涙が出そうなきれいな花。ケイトウ。キャンディみたいな色だ。
家のなかでも埃まみれで走りまわるわたしの目に入ると、ふわっと気持ちが何センチか浮かぶ。
ああ、こんなふうに、と思う。声を枯らして汗まみれ埃まみれで作るんだけど、
さいごはみんなでやっぱり、こんなふうに、ふわっと柔らかく、浮かびたい。