鵺的「暗黒地帯」本日、千秋楽になります。
作品の評判高く、高木登氏と鵺的にすばらしい出発点になったことをお祝いいたします。
そうしてわたしの下北・呑みフルマラソンは無事、本日にてゴールインするはずだ。
沿道からのご声援、ありがとうございました!
夜な夜な飲んで、熱く深い話もたくさんしたはずなのに、二日酔いというか、三日酔いというか四日酔いの頭に思い浮かぶはおかしな会話ばかりでございます。
連日連夜、ひとの芝居の終演後にお客様たちと飲むわたしに美代子ちゃんが言ったひとこと。
「あやちゃんはこうして、秋の芝居の、プロポーションしてるのよね!」
えーとそれね、違うし違う。ツッコミたいけど、どこからいこう?
三日目の夜も飲み会に大勢いらして、久しぶりに会えた友、鈴ちゃんともほとんど話せず。ようやく口がきけたと思ったら彼は言う。
「ブログ見ましたよー。あの料理の写真は、作ったんですか? それとも外食?」
えー?!
ゴゴアメ出演者である明日香は言う。
「高木さんの作品はね、リア...、ええと、リア...、リアルマンだね!」
うん! 惜しい!?
きのう飲んだユタが飲み屋に財布を忘れてきょうも下北に舞い戻ってきて、そこで飲んでいる、が、それにツッコム余裕がない。
そんな宴会の会計のとき、あるたいへんダンディな監督さんがみんなの分も、と、たくさんのご祝儀を出そうとしてくださり、困ったわたしは前に座った主宰のタカギ・ノボルをみつめてみるが、こういうとき彼はなぜだろう、断然とわたしの目を見てくれない。
仕方なくわたしが、だめですだめですぜったい頂けません、と監督に言うと、監督は、いいのいいの、おれ、お金使わないからさ、なんてまた格好いいことをおっしゃる。
申し訳ないなあとユタに言うと、酒ぶくれした顔でにへらにへらユタが答える。
「ぼくもぉ、お金っ、使わないですよ」
うん! そうだ! それは、そのとおり、だ!
わたくしひとりではとてもツッコミきれません。
どなたか、ツッコミ援護を募集いたします。