きのうはゴゴアメ・宣伝美術部会議。って飲んでるじゃん!
たのしそうでいいこと。などと言うなかれ。たいへん真剣なのですから。いやでも、たのしそう。でいいのかな。暢気なもんだぜ、と思われるくらいが、いいのかも。芝居作りはすべてが「一生懸命」でつい、暑苦しく振る舞ってしまいがちだから。
さてゴゴアメ宣伝美術部、といってもデザイナー+題字を書いてくれているひとの二人きりだけど(この日はタキも参加)、わたしにとってちょっと不思議なメンバーなのである。二人ともわたしの友人なのだが、デザイナーのホソノくんのほうとは去年、10年ぶりくらいに会った。デザイナーになったと聞いてもなんとなく「なるほど」と思ったけれど、今年、自分の会社をたちあげて恵比寿の素敵な白い一軒屋のなかに、事務所を持ったことにはびっくりした。(ご興味のある方は、リンク集に「ホソノデザイン」のHPがあります、ぜひご覧くださいませ)
偶然、題字の「書家」arayaは、実は恵比寿で働くOL。そのため、ゴゴアメの宣伝美術会議はいつも恵比寿でやることに。で、第一回目の会議はホソノデザインの事務所で行ったのだが、3人で向かいあって話していると、なにかこうふつふつと、不思議な気がしてきた。我々3人は10年よりもっと前に、一緒に仕事をしていたのである。3人とも、いまと違う仕事をしていた、ということだ。それが年月を経て、こうやってまた、ミーティングしているのも不思議だし、それも、まさか、こういうコラボレーションになるとは。なんだかくらっとするのである。
しかしこの数年、「書家」arayaの作品を時折、拝見しながら、彼女のがんばりを見てきたわたしは、いつか、彼女の筆でわたしの文を書いてもらえたら、と思っていたので、そういう意味では願いが叶ってうれしい。arayaは今回、何度もこの題字をたくさん、たくさん、書いてくれた。感謝。
そんなわけで、ゴゴアメ宣伝美術部は、三者三様に、思いがけないタイムカプセルを開いている。
いやそりゃあ、飲まずにいられないでしょう!