首がとれたり身体が小さくなったりするので少し休もう、と中抜けして、伊豆に一泊してきた。
時々、たまらなく海が見たくなる。じっとしてはいられなくなる。
そう言うとよく、似合わないと笑われる。確かに波乗りには見えまい、釣りをするようにも見えまい、第一、泳げもしないのだ、お日様に当たらないので白くひょろひょろだ。
なぜ海が好きなのか、自分でも不思議だ。
両親が共に四国の香川県生まれなので、DNAに海の記憶、匂いとかあの気温とか、が刻みついているのか。
それか、生まれてから3歳くらいまで暮らしていたのは神奈川県の藤沢市で、記憶はまったくないけど、海が近く、よく連れて行かれたらしい。部屋の窓から海は見えなかったが、夜、暑い夏に窓を開けていると、波音が聞こえたと母が教えてくれた。波音を聞くと、懐かしくほっとするのはそのせいなのだろうか、そういうことにしておく。
さて伊豆は赤沢温泉に泊まった。温泉に入ると、首と背中の痛みが消える、けど、すぐあとからまた痛い。
あーあ、一泊でなく、一週間くらいいたら治るんじゃないかなあ!